2011年03月31日

Johnny.B.Goodのイントロで、バッキングを…!

普段、ウチのBlogはコメントが少ないので(一日300人とか400人来てくれてる割には)、「ホントに、そんなに来てるのかな?」と不安になったりもするのですが(笑)、今回、「バンドはつらいよ」の最終回を書いたら、常連さんからNew Faceさんからコメントを頂戴しまして、「何だか嬉しいもんだなぁ」と思った次第です。

まあしかし、そんなに沢山の人達に向かって、「情緒不安定で眠れない」って書くオレって…と、思わないでもないのですが(笑)。

元々、頭のネジが数本緩んでるような人間ですので、「これは人として違うのではないか?」という文章もあったかもしれませんが、会社に可愛い子がいるからと会社やめるのやめたりするような(笑)、そういった底の浅い人柄ですので、皆さんそれこそ寛容な気持ちで見守っていただきたいものですね(笑)。

かつて自分が想像した40代とは、かけ離れた存在である現在の自分を、もはやどうする事も出来ませんが、「これはこれでいいんでねえの?」という開き直りが、とっくに芽生えておりますので、そこは放っておいて下さい(笑)。

「いい歳こいて…」なんて、全く私には不要な言葉です(笑)!

さて、予告です。

「バンドはつらいよ番外編」の舞台は東北です。もっと言うと宮城県です。

いずれ、書きたいと思っています。まあ、いつになるやら…。

九州ほど長くいませんでしたし、番外編では、私は「トラ(代役、あるいはヘルプ)」としての参加です。

そして初めて、「リズムギター」あるいは「サイドギター」を担当しました(笑)。

後にも先にも、その時だけですよ!Johnny.B.Goodeのイントロでバッキング弾いたのは(笑)。



最高のカヴァー!


posted by コホーテク at 23:20| Comment(0) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月30日

バンドはつらいよ〜唐突の最終回!The End…!

え〜、情緒不安定で眠れません(苦笑)。

非常に…若い頃の、「駄目な自分」が露骨に出ていて、「あ〜、オレって、こうだったよなぁ」と思いました。全く、「三つ子の魂、百まで」です。

ここ最近…いや、今世紀に入っての自分は偽りの姿だったのか?と思うほどに、実に気弱でネガティブです。メンタル面で、相当に弱っている模様です。

…なんて時、どうしようか?と思ったのは、「よし、完結させよう!あの頃のオレを!」だったので、唐突ですが、「バンドはつらいよ」最終回を書いてみたいと思います。

あまりにも放置期間が長かったので、最近ウチに来始めた方々は「何ソレ?」って話ですが、このBlogは元々、私がハコバン時代にどんな失敗ばかりしていたのか、ウチの子に遺言として遺すために書き始めたものです(縁起悪〜!)。

…という事で、最終回を書いてみたいと思います。

もう、バンドは末期状態…。

「行き詰まる」という表現がピッタリのバンドの状況…。

以前書いた「オレたちは、こんなもんじゃないのに!」と思いながら、不本意なメンツで今日もステージへ…狭いけど(苦笑)。

まあ、仕事あるだけマシなんですが、店側もバンドに魅力を感じなくなったのか、仕事の本数は減りました。

確かに、いくらマルチプレイヤーとはいえ、ベーシストがギターに回って、ベーシストを入れている…なんて時点で、急場しのぎもいいとこで、バンドが健全な形じゃないのは誰の目にも明らかな訳で…。

私の心の中の「粘り」も…。

そんなある日、ステージ前に腹ごしらえを…と定食屋に向かう途中、ドラマーに「辞めたい」と切り出されました。

ああ、来るべき時が来たか…彼がそう言い出すからには、そういう時が来たという事なんだろうなぁ…。

「一年経って、また同じ場所に戻っちゃった」と。

ああ、確かに。また一からやり直し…出来る?出来ないよな…。

中間搾取者についての不満も「大変な時に何もしてくれない」と。うん、確かに。

「…私も同じ意見です。」と、何故だか敬語で(笑)私が答えると、彼は察したのか、それ以上の事は何も言いませんでした。

あれだけの苦労をして、せっかく形になったバンドが、わずか一年でジ・エンドか…。

いや、わずかって言い方は正しくないな…。密度は滅茶苦茶濃かったし…。

もうベースも同じ話を聞いていたらしく、「実は…」という話もしなかったと思います。

何か、逆に吹っ切れたような穏やか何か空気が、狭い楽屋に流れていたのを覚えています。

バンドの金で買った機材を、「あれは俺欲しい」、「あれは誰も要らないだろうから、使えば?」とか、急に身辺整理の話を(笑)…。

そして最後のステージ…全く覚えていません。

あの楽屋での会話を最後に、記憶がプッツリ切れています。

その後、夏の終わりに大学生ボーカルを含めた4人で、機材車に乗って東北に旅行に行きました(全て車中泊)。

「バンに乗ってツアー」なんて、バンドの苦労話でよく聞きますが、車中泊はツラいッスね(笑)。

恐山に行ったり、松島を見たり、道端で売ってるスイカを買って食べたり…。今回の地震による悲劇には、本当に胸が痛みます。あんなキレイな場所が…。

そして、埼玉のどこかの駅で私は降ろしてもらい、横浜に向かう京浜東北線に乗りながら、「あ〜、終わったんだなぁ…」と思いました。

終わってしまった悲しさより、苦しみから解放された…という気持ちの方が強かったと思います。

もう、新しいバンドを組もうなんて気持ちは、どこにも残っていませんでした。

「やり遂げた」みたいな達成感は全くありませんでしたが、「やれるだけの事はやったけど、ダメだった。だから仕方がない」って感じでした。

この辺は、脚色して書けば少しは格好もつくのかもしれませんが、自分の子供相手に嘘もつけません(笑)。

現実は、こんな風にあっけなくて、カッコ良くもないもんです。

自分の描いたプランは全くと言って良いほど達成出来ず、ギタリストとしての自分も、満足の欠片も感じられないレベルで終わってしまいましたが、何時からか、心の中で思っていた、「いつか産まれて来るであろう、自分の子供には、良い話のネタ(敢えて「ネタ」と呼びますが)は出来たかな…」と思いました。

それから十年くらいで、インターネットなんていうモノが爆発的に広がり、子供に聞かせるだけのはずだった、この話を、まさかこんなに沢山の人達に知ってもらえるなんて、思いもしませんでした。

「人に歴史あり」と言いますが、ネット普及前に、我々が知る事の出来たのは、「成功者の歴史」だけだったと思います。

しかし、成功に縁の無かった人間の話も、決して「つまらない話」ではないと思います。

私の話が面白いかつまらないかは、皆さんが判断してもらえれば良いんですが(笑)…。

これで、「バンドはつらいよ」本編を終わります。

とりあえず、これで、「このブログを始めた目的」は達成する事が出来ました。

…しかし、書ききれなかったネタが数多くありますので、「番外編」として書いていこうと思います。「ドラゴンボール」みたいに、なかなか終わらなかったりして(笑)…。
posted by コホーテク at 02:21| Comment(6) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月25日

バンドはつらいよ番外編〜「ゲッツ!」と思った日に限って邪魔が!

さて、客席にかわいい娘がいれば、一層演奏に熱が入るのは、一番分かり易い「男の性(さが)」!

ましてや、「あそこのテーブルのお客さんが呼んでますよ」なんて、ウエイターに言われたりしたら、「なんだか今日はいけそうな気がする〜」となるのは必定!

…なんですが、「おっしゃあ!」となった日に限って、妙な邪魔が入ったり!

九州編で書いた、「なんちゃって元GSオープニング屋」との、壮絶バトル当日も、実はステージ終了後、看護婦二人組と飲む約束を取り付けた後に起こった話(苦笑)!

ヤツに対する怒りは更に増幅!

なんて生易しいレベルではなく、「せっかくのオレの楽しみを邪魔しやがって!殺すぞ!!」くらいの勢いでした(笑)。

まあ、結局翌日飲みに行きましたが、ムフフな展開にはなりませんでした(笑)。

やっぱり、こういうチャンスをもれなくモノに出来なきゃダメなんだな…どんな反省なんだ(笑)。

あ、あと、これは東京都下の話ですが、女二人組の席に呼ばれて、結構仲良くなって、Voのヤツが「あの娘(美人)、コホちゃんを気に入ったみたいじゃん!」とか言うので、たらしのコイツが言うなら間違いない!次はイケんじゃねぇ〜の?と思ってたら、またすぐ別の日に来てくれました。

「ゲッツ!!」とか思ってたら、男女混合の5〜6人でのご来店!

何だよ今日はイケないじゃん!!なんて思って、その仲間を見ると、あれ〜お連れの男性の方、指が一本足りないみたいですよ!!

うわ〜、その方面のお方ですか(苦笑)?

今日はテーブルに呼ばないで下さいね、僕、気が小さいもんで…。

結局、その後は店に来なかったのかな?この娘の記憶はここでプッツリ…

まあ、そんな話ばかりですよ(苦笑)!

先輩方の武勇伝を聞いて、夢に股間を膨らませたものですが(笑)、私には後世に伝えるほどの武勇伝がありません(笑)。

九州時代は、明らかなチャンスが数回あったにもかかわらず、余裕でスルーしてましたからね〜。

「年上の女なんて興味ないよ!!」と。

で、キッズにアドバイス…

「来る者拒むな!!」

…お後がよろしいようで…。

posted by コホーテク at 20:47| Comment(0) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月24日

バンドはつらいよ番外編〜淡い想い出…?

昨日は、結局バンドメンバーの女たらし度の高さを書いて終わっちゃいましたが(笑)…。

まあ、何と言いますか、当時23…確か23歳の私にとっては、30歳の女性なんて、全然対象と思っていませんで(笑)、北関東からはるばる東京までステージを見に来るOLさんを、「まあよくやるよなぁ…」と思っただけで、羨ましいとも思いませんでした。

で、私の方はと言うと、実際に、「北関東のエレガ」も2回ほど見に来ました。

…一回だったかな?

一つ、覚えているのが、千葉で、ある大企業の夏祭り(笑)みたいなイベントの仕事の時です。

「1ステージ、30分、ギャラは各人1万円」

という、何ともおいしい仕事の日でした(よく覚えてるなぁ)。

ステージには、途中で泥酔した社員のオッサンが、舞台を阿波踊り風にステップを踏んで横断したり、いかにも「余興」の雰囲気が…。

あれ?そういえば、どうやってエレガと連絡取ったんだっけ?OLさんも来たんだっけ…。

エレガは友達連れで来まして、この友達は、同い年(19歳)だったそうですが、都会の感覚では中学生にしか見えないような娘でした(笑)。

ふざけて、ドラマーのおじさんが手を握ったら、「ビクッ」として、手を振り解いたほど、ウブな感じでした(笑)。

帰りは、渋谷駅で解散…となり、ハチ公前の雑踏の中、エレガにいきなりキスされたのを覚えています(笑)。

やってみたかったんだろうなぁ〜!まあ、相手はどうあれ、「渋谷のハチ公前で、好きな人とキスした」って、ちょっと良い感じのロマンスだ…(笑)。今頃、年頃になった自分の娘とかに言ってたりして(笑)。

結局、会ったのはそれが最後だったと思います。

その後、手紙が来ましたが(そういえば、あれもラブレターって言うんだろうなぁ〜、今思えば)、その後、すぐにバンドは空中分解し、私はバンドマンでも何でもない人間に逆戻りした気後れも…少しはあったのか、結局、xxとかすることなく(笑)、自然消滅しました。

正直、彼女が「メチャクチャ好みだった」とか、「私を最初に呼びに来た美人エレガが相手」だったなら、自然消滅なんて死んでもしなかったでしょうし、必死であの試練(いつの間にかバンドをクビに)を、気合で乗り越えられたんじゃないか?とか、くだらない事を思ったりします。

やっぱり、男を突き動かすのは女の力ですよ!

あれ?読み返してみたら、本当にくだらないぞ(笑)!

…しかし、この辺関連で、また思い出した事があるので、また書いたりします(笑)!
posted by コホーテク at 20:49| Comment(2) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月23日

バンドはつらいよ番外編〜北関東から東京まで!女を虜に!…してみたかった(笑)。

夏が来れば思い出す…いや、そろそろ夏も終わりですが(笑)…まあ、残暑は厳しいでしょうけど。

で、夏で何を思い出すかと言うと、いくつかありますが、その中の一つが「ハコバン最初の仕事の後日談」です。

よく考えると、この辺は書いてなかった…。

私が行ったのは、某北関東の地方都市のビアガーデンなんですが、最終日にエレベーターガールに告られた話は書きましたよね?

まあ、最初に私を呼びに来た先輩エレガは相当な美人でしたが、告ってきたエレガはそうでもなかった事も書きましたよね(笑)?

その最終日、例の「1ヶ月間、タダ酒、タダ飯」という、到底考えられない歓待を受けた、ママのいる居酒屋へ繰り出しました。

メンツは、バンドメンバー、エレガ、その前から仲良くなったOLさん二人組…。

OLさん二人組は、確か30歳チョイ前で、一人はテニスのナブラチロア(…だったかな?)似で、もう一人は…う〜ん、例えが思い浮かばない…まあ、普通の感じの人です。

実は、このネブラチロアじゃない方のOLさんは、Vo&Gのヤツに惚れており、我々が北関東を去った後、東京まで何度かステージを見に来ています。

一度、H王子の店に来た時には仰天しました(苦笑)!

「これを、真の意味で「女たらし」と言うんだろうなぁ…」

と、感心しました。ここまで女を虜にするとは(笑)!

そういえば、このVo&Gは、何人斬りだか知りませんが、結構な性豪らしく(笑)、割と相手を選ばない…と、本人も言ってました(笑)。

当時、彼は23〜24歳だったと思いますが、「二人の子持ちとxxした事あるよ」とか、まあ、いろいろ言ってましたね(笑)。確かに、べしゃりは上手かったですね、客のテーブルで、ビールをご馳走になる時も、「コイツ、慣れてるなぁ〜」と思いましたから。

大学時代から、ショーパブなんかで歌ってたとか言ってたもんなぁ…そりゃ、慣れてるよな(笑)って感じなんですが。

あ、そうそう…居酒屋のママも、「見に行くわよ」と言ってくれましたが、その後2ヶ月もしないうちに空中分解じゃあ、見に来る暇も無いし!

…あ、エレガとの話(実は中身なし)を書こうと思ったら、他人の話で終わっちゃった(笑)!

続きはまた近いうちに…。
posted by コホーテク at 22:14| Comment(2) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

バンドはつらいよ〜「まとまってる」って、褒め言葉?

昨日は、佐藤さとる氏の「だれもしらない小さな国」を買って来て、読んでいたら日付けが変わってまして(笑)…。

小二のウチの子には、まだ少々難しいかな〜?字も細かいし。

確かに、ファンタジーだけに良い話ですし、読後感も良く、まあ何より、描写が田舎者には理解できるので、情景が浮かんでくるようでした。

たまには、この汚れ切った心に、少々の純粋さを注ぎ込んでもいいかな(笑)…?

さて、話は変わって…。

残すところ僅かの、私の思い出話を…読後感は保証出来ませんが(笑)。

バンドの「まとまり」について…。

「まとまってる」という評価は、一見ほめ言葉に思えますが、ことRock Bandにとっては、あまり歓迎すべき言葉ではない場合が多いです(ホントかよ?)。

言い換えれば「無難」とか「面白味に欠ける」…そんな感じですかね?

さて、大学生Vocalが去り、トラとして登場したのは、何故かポール役(苦笑)、このバンドメンバーを必死に探していた頃の「まるでロックを感じないハコバンの世界に風穴を開けてやる!」という高い(?)志は何処へ?

お世辞にも上手くなかったリズムギターは、バンドの要であったベーシストがジョン役となって弾いているので、単純に「楽器隊の演奏力」では過去最高!

…なんですが…「無難にまとまり過ぎ」なんですよ!

「これ」といったものがない!

オリジナルの4人時代は、ボーカルの声にはエッジがあり、オールディーズの再現を無視した私のギターは荒々しく(笑)…その是非はともかく、バンド自体に躍動感があり、それ故の魅力があったと思います。

トラの人は、ホントのBeatles好きだけに、忠実に再現…いやまあ、当然といえば当然なんですが(笑)…現John役、元ポール役も、同様に…と、なるとですね…。

バンド4人のうち、半分がBeatles大好きじゃないですか!?

それはマズい!…いや、ホントはマズくないんですが(笑)、これが、みょ〜に、こじんまりまとまってしまう訳ですよ(苦笑)。

「どうしたもんかなぁ…」

続く。

posted by コホーテク at 21:20| Comment(0) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月14日

バンドはつらいよ〜「何でもアリ」のやっつけ人事?!

さて、大学生Vocalの後任…と言って良いのか?次のメンバー?…何と言ったら良いのか分かりませんが(笑)。

つまり、大学生Vocalは、Beatlesで言うところの「John」役、Vo&Gだったんですが、次に入る人(妙な呼び方だなぁ)は「Paul役希望」との事で(苦笑)、ウチの要であるベースが、Vo&Gに回るという「それでいいんかい?!」的な人事(笑)!

もう、こうなってくると「何でもアリ」みたいな話ですね(苦笑)。

さて、大学生Vocal最後の仕事の日、仕事終了後、彼ら3人のホームである某地に行き、朝まで呑みました。…Vocalは「試験勉強があるから」と帰りましたが(笑)…、まあ、一人で解放感を味わいたかったのでしょう。

東京近郊であるものの、昔ながらの学生の町っぽい場所で、彼らの学生時代からの行きつけの店に行くと、かねてより評判を聞いていた、その仲間である「凄腕Blue Guitarist」も合流して、一緒に呑みました。

が、妙にからんでくる感じで印象が悪かったです(苦笑)。…しかし、その一年後、彼とちょっとしたからみもあるんですが(笑)。

で、当時の手帳によりますと…、朝まで呑んで、朝10時から2時間、新メンバーを加えてリハしています(笑)。

さすが20代!タフだ(笑)…!

しかも、その2時間だけで、次に新メンバーに会ったのは、仕事当日(笑)。プロっぽいねぇ〜(苦笑)!

確かに、「無難」なステージでしたが、オリジナルメンバー4人の時の輝きにはほど遠く、ますます落ち込むばかりでした。

「バンドが一枚岩だった」九州時代が懐かしかったですね(苦笑)。わずか半年くらい前の話なのに…。

続く…。
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2010年07月12日

バンドはつらいよ〜ポール役がジョン役になるの?

大学生Vocalから、「そろそろ別の人を…」と言われ、考えてみると…

以前、笑い話みたいに二代目(トラだけど)ボーカルの「Please Mr.Postman事件」を書きましたが…。

http://departure-arrival.seesaa.net/article/112818128.html

まあ、その時、周囲の人間…まあ私なんかは「何やってんだよ〜」って感じで笑ってましたが、笑われた側にとっては笑い事じゃありません(笑)。

そもそも、言われて治るくらいなら最初から音程なんて外さない訳で、こういった音感だのリズム感は、そう簡単には治りません。

まあ、この話は極端な例ですが、求められるピッチの正確さも、アマチュアとは比較にならない…。

当然、大学のサークル内でやってるバンドレベルでは、指摘されなかった事を、いちいち指摘されまくり、大学の先輩二人と、やたらと厳しい雰囲気のバンマス(私(笑))が、「う〜ん…」と首を捻る…。

凄いプレッシャーだったでしょうね(苦笑)…。今初めて分かりましたが(笑)。

その辺りから、彼も、目に見えて元気がなくなり始めたと思います(このバンドはボーカル殺しか?)。

さりとて、代わりはまだ見つかってないし…。

そんな時、「ビートルズならベースもギターも出来る」という、まるでウチのバンドのベースみたいな人がいるとの情報が!どこからの紹介だったんだろう?全く思い出せない…。

…しかし、もはや最初の志は何処へ…。

仕事の大半はこの店とは言え、もはや「お仕事」ではないか?

…この頃から、バンドの結束がほころび始めたような気がします。

音合わせに来た、件のPlayerは、さすがに手堅い腕前で、仕事上断る余裕もなかったのでお願いする事にしました。

その人はベース、ウチのベースがJohn役に…!

「これでいいのか?」仕事は徐々に減っていき、もはや先細りな感じがしました。

「これって、ただの延命治療じゃないか?」
posted by コホーテク at 22:09| Comment(4) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月08日

バンドはつらいよ〜「冷たくしないで」

さて、店に客が入らないのは誰のせい?という訳でもないんでしょうが、店に閑古鳥の鳴く状況が続くと、それゃまあ店の雰囲気は重苦しくなります(苦笑)。

開店当初なら、「まあ、これからだよ!」みたいな、妙に楽観的な考え方もあるんですが、数ヶ月過ぎても同じような状態だと、「マズいな、こりゃ…」と。

まあ、その雰囲気に引きずられた訳でもないんでしょうが…いや、あるかな?…ウチのVocalが辞めてしまい、トラの学生Vocalを入れて、とりあえず穴を開ける事もなく継続していた訳ですが、最初は、リフレッシュしたバンドを喜んでいたオーナーも、好転しない店の状況とも相まって、バンドへ向ける目も厳しくなりました。

そうすると、Vocalが萎縮してしまい、唯一、前Vocalに勝っていた「溌剌さ」だとか「明るさ」までが失われてしまい、余計にマズい雰囲気に…。

6月のスケジュールは、今まで月に9〜10日入っていたのに、何と3日(苦笑)…!横浜の仕事は、あまりにも客が入らなくて、バンドを入れる事自体が終了してしまい、とうとう、「月に3日しかバンドの仕事が無い」状態になってしまいました。

ちょっとしたアマバンと変わらない様な…。

ある日、その日の最初のステージを見たオーナー、楽屋へ来てボーカルに、「どうしたの?元気ないね?…」

この言葉にも、彼の加入当時の優しさは含まれていません(苦笑)。

「いや…別に…」

フォローするつもりでベースが

「彼は大学の試験があって…寝てないです。」

と言うと、オーナーはムッとして、「まあそうなのかもしれないけと゛…こっちは金払ってるんだからさ!…」

オーナーが去った後、

「ダメだよ試験とか言っちゃあさぁ〜…店にしたら関係無いんだらさぁ」

「え?そうか?」

まあ、これも考え方ですが、彼は理由を聞かれたから答えただけ…

私は、そんなの言い訳に聞こえるから言うなと思う…。

少しして、「アイツ、大学の勉強が忙しいから、そろそろ後任を見付けてくれってさ」と、ベースに言われました。まあ、彼が悩んでいるのは傍目にも明らかでしたし…。

続く。
posted by コホーテク at 21:34| Comment(2) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月07日

バンドはつらいよ〜「ゼロ」の悲劇!!

さて、「自分の子供に向けての遺書代わり」にと書き出した、このBlogも、多分5年くらい(アバウト)!

いい加減、ウチの子は漢字も読めるし、ある程度は「父親の若い頃、一生懸命こんな事をやってました」的な話をまとめようかと…。

思いつつ、放置する事1年半あまり(笑)。

続きを書きます、今さらながら…(笑)。

さて、ここ最近、ウチに来始めた方々に、一応説明しておきますと、今を遡る事20年…21年かな?私が飛び込んだ…いや、放り込まれた、当時としても前時代的な「ハコバン」の世界、意外にも水商売的な要素が強く、そこで味わった楽しさを、もう一度味わいたいがために、必死の思いでメンバーを集め、九州への数か月間の仕事を得るが、客入りの悪さであえなく帰京…しかし、幸運にも都内で、ほぼレギュラー的仕事をゲット…!順風満帆かと思われたものの、以前から精神的に不安定だったVocalが脱退、急遽大学生のVocalをトラとして加入させ…というところまで書きました。

以下、続きです。

1992年の4月…。

「20日、フィリピン対バン、客0」と、手帳にあります。

お客さんゼロですよ!バンド二つ雇って(苦笑)!店側も、これはキツいですよ〜!

もう、自分達の時間になると、一応ステージに上がってリハみたいに演奏するんですが…空しい…。

しかも、前にも書きましたが、フィリピンバンドのヤツらがメチャクチャ歌上手いんですよ(苦笑)!こちらは何せ「トラ」の学生Vocalですからね…。

「アイツが辞めてなければ、コイツらなんてメじゃないのに…」と、前のVocalが恋しくなりました。ハッキリ言って、演奏力では全然ウチのが上手いんですが、やっぱり歌がねぇ…。

翌、21日には例のBeatlesの店でしたが、「客、あまり入らず」。

一日置いて、23日には「結構客入る」…。

このように、ほぼ客の入らない状態でのバンド稼業は非常にツラいです。私ですらそうだったんですから、学生Vocalにとっては、毎日がそれはもう拷問のような(苦笑)…。

しかし、何とか彼は、6月8日の仕事まで、我々に付き合ってくれたのでした。今さらながら、Thanks!…18年経ってからかい(笑)!

…まあ、こういった具合に、見事に客の入らない仕事ばかりしてきた訳ですよ(笑)!「ANVIL」観て、身につまされたのもわかりますよね(苦笑)?

「九州でも、客入らなかったけど、今思えば九州はマシだった…」と思いました。

だって、都内の店…「5月2日、客0」…まあ、オフィス街の店で、GW中に客入る訳ないですけど…「5月8日、横浜、客2組」、「5月11日、客2人」、「5月12日、客4人(2組)」、「5月14日、客5人、酔っ払い」、「5月28日、客3人だけ」…。

これは、実際当時の手帳に書いてあるので、間違い無いと思います(苦笑)。

しかしまあ、今となって思えば、もうちょっと店も集客に何か手を打たなかったのかよ?と不思議に思いますね(苦笑)…。

なんぼなんでも、「客一桁」が多過ぎると思いますが…。

で、やっぱり思ったのが…「地方は良い!」でした(笑)。

地方は、「歓楽街」として、店が固まっているので、周りの店のお姉さん達と、すぐに仲良くなるし、仲良くなった人が、その友達を連れてくる…ので、客が入らないと言っても、入る時は結構入るんです。

しかし、都会(←あえて、この呼び方)は、そういった横のネットワークが希薄ですし、客も(地方に比べれば、凄く)冷たい(笑)。

まあ、その東京の店は「歓楽街」に立地していなかったので、「客を連れてきてくれる」馴染みのホステスさんもいなかった…あ、オーナーの行きつけのクラブのお姉さんはいたけど…そんなに客を連れてきてくれなかったなぁ…オーナーの○○のホステスさんなんか来ると、逆にこちらも妙に気を遣ったりして(笑)…。

彼女は、当時の我々と同じくらいか、少し年上くらいだったと思いますが、赤坂のクラブの女性だけあって、なんだか妙に隙の無い漢字の人でした。

九州の馴染みのホステスさんたちが懐かしかったですね(笑)!

「タダ酒飲みてぇ〜!」と(笑)。

…こんな話、子供に見せられるのか(笑)?

続く(笑)。
posted by コホーテク at 20:23| Comment(2) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月17日

若いから、寝なくても大丈夫…って、ホント?

梅雨の晴れ間も良いですが、ちょっと暑過ぎました(苦笑)…!

さて、今日は久々に、現役時代の話を(笑)。一体、いつ以来?

「若いから、寝なくても大丈夫でしょ?」

なんて、よく聞く台詞ですが、みなさん、どうですか?あるいは、どうでしたか(笑)?

私がハコバンで「夜も忙しかった」頃は、確かに寝なくても結構大丈夫でした。合間合間で即爆睡…という特技があったので、そこで随分睡眠を稼いでいたのかもしれません。

しかし、さすがに「2日間、ろくに寝ていない」と、かなりキましたね、当時でも…。

これは、「バンドはつらいよ〜番外編」で書こうと思っている話の一部なんですが、ビータ(旅の仕事、泊りがけの(笑)、この時は二週間)の仕事の依頼があった時…まあ、これが大概、準備期間なんかほとんど無いものな訳ですよ(笑)!

「バンドはつらいよ」の初期にも書きましたが、2〜3日、不眠不休で曲を覚えて…覚え切れてませんでしたが、地方のビヤガーデンの仕事に行ったのですが、今回のネタの場合も、同じような感じでした。

で、当時、私は運送会社の「バイト」でした。他のバイトよりは高い金をもらっていましたが、今考えると、随分安く使われていたもんだと思いますが…。

なんたってバイトなんですから、「バンドの仕事が決まったから、曲を覚えなければならない…だから休む」で、全然問題ないと思いますが、妙に義理堅い部分もある…いや、「あった」のか(笑)、バイトもちゃんと行きました。

しかし、これがまた、そんな時に限って、エラい大変な仕事なんですよ(苦笑)!

で、夜遅く帰宅して、夜通し曲を覚えて…ほぼ徹夜が二日…翌日、ペットボトルのフタを、うまく締める事が出来なかった事を覚えています。

さすがに「限界だ…」と思いました(苦笑)。

その時、「徹夜は一日なら可能、二日は不可能」だと思いました…二十代は(笑)。今はムリだなぁ〜!

実は、今年だか去年の年末年始の休みの時、あまりにだらけていて生活リズムが狂って、徹夜みたいになった時があったんですが、もう頭痛いわダルいわで…妙なところで「衰え」を感じました。

結論…確かに、若い頃は寝なくても大丈夫だった…(笑)!
posted by コホーテク at 22:47| Comment(0) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

オレ達ははRock'n'Rollバンドだ(笑)!

今も基本的に「仕事を選ぶ」なんて贅沢はしませんが、たまに「いや…、いくら何でもそれは…」という場合は、そりゃ当然断ります(笑)。

バンド現役時代、断ったのは一度だけです。

渋谷(青山だったかなぁ〜)のディスコって話でしたが、その当時、その近辺に演奏依頼されるような店、あったかなぁ?と不思議に思ったんですが…。

詳しく聞いてみたら、

「「C & C Music Factory」みたいなの演ってくれ」
http://jp.youtube.com/watch?v=MfoknoaVzoA

だそうで(笑)。

ウチはRock'n'Rollバンドだ!

第一、キーボードすら無いよ(笑)!

依頼主は、我々を九州にブッキングした人でしたが、まあ無知にも程がある(笑)。

実際に我々の演奏も聴いた事もあって、バンド編成も知ってるはずなのに…。

ちなみに、この人は元ベーシストでした。

まあ、ベーシスト=楽器に疎い…なんて訳ありませんが、日本のバンド界創世期のベーシストの中には、ホントにマズいレベルの人もいたそうで、そういう人は「盆と正月」と呼んだそうです(確か、前に一度書きましたよね(笑)?)。

音数の少なさを例えたものらしいです(笑)。

そりゃあ確かに言い得て妙(笑)…。
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2009年01月23日

バンドはつらいよ〜待望の「ハマ」進出!・・・なんですが(笑)・・・

さて、新Vocalの3日目の仕事は、結局リハだけで終わりました(笑)。

だってお客さん誰も来なかったから(苦笑)…。

プロデビュー(笑)の初っぱなから三連チャンの強行スケジュール!

さぞかし疲れただろう!?明日はゆっくり…

の訳ないじゃん(笑)!

明日も仕事入ってるよ!

当時の状況下、新米バンドがこんなに忙しいのは、誰のおかげでもない、私達の実力!(きみまろ氏のネタっぽく言ってみました(笑))

…冗談はさておき、4日目の仕事は「横浜」!

横浜と言っても広いですが、仮にI佐木町としておきましょう(笑)。

さて、今は知りませんが、その頃の夜のI佐木町は、人影もまばらで、「これで客入るのかよ?」と思いました。

オープンしたてのその店は意外と広く、根城としている(笑)東京のハコの10倍って感じでした。

ただ、ギャラは東京のより安かったんですが…。

まあ、それはともかく、ここではビートルズの曲以外も演れるし、大手を振ってストラト弾ける(一応ビートルズ〜とを売りにしている店だと、リッケンやカジノ以外は嫌がられる )!

と、ちょっと自由を満喫(?)くらいの勢いでした。

新Vocalも、「掟(おきて)」の多いビートルズハウス(仮に呼んでるだけです)よりも気楽だったでしょう。

…これで客が入っていればね(笑)!

…これがまた客入んないのなんのって!

いや〜居心地悪いこと悪いこと(笑)!

ホント、新Vocalは気の毒でした。

最初がこれじゃあねぇ…。

私は最初、地方都市のビアガーデンの仕事に当たったので、「毎日大勢の客の前で演奏する」喜び、また、それに付随するコマい楽しみ(タダ酒、ただ飯当然、知らない女から声を掛けられる…など)を経験出来たのですが…。

逆に、それを経験してしまった為に、道を完全に踏み外してしまったと言った方が正しいかも(笑)。

それはさておき、これまた「客の入らない店」に当たってしまいました。

よく「バンドのメンバーの人数より少ない客の前で演奏した」なんて、インタビューで見掛けますが、も〜何度も何度もありましたよ!

敢えて書く気にもならないくらい(笑)。

やはり人前で演奏するからには、沢山のお客さん相手に!

と思いますが、こればかりは…。

まあ、有名バンドの伝説なんかだと「次々と動員記録を塗り替え…」なんて話もありますが、現実はそんなに甘くない(苦笑)・・・・。
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2009年01月22日

バンドはつらいよ 「コーラスは3度だろ?」

水商売出身の方、あるいはハコバン経験者の方ならご存知でしょうが(対象を限定し過ぎだ!(笑))、客の入らない店は、ホントに入りません。

それこそ、お客「ゼロ」の日もあります。

何たって、暇なのはツラい!

だって、オーナーがピリピリし始めるから(苦笑)…。

九州に続き、また「客の入らない店」に当たった私達…。

「お前らが疫病神なんじゃないの?」と言われたら、「違う!」と言い切れませんが(笑)、「お前らバンドに魅力がないからだ!」と言われたら、「そりゃ違う!」と即答します。

だって、リピーターになってもらうには、まず一度来てもらわないと…。

その一度目がなければ、どうにも出来ません。

さて、新Vocal加入3日目は、まさにそんな日でした。

まあ、考え方によっては、金をもらって練習出来るようなもの(笑)!

メンバーチェンジ後、間もないし…では、細部の確認といきますか?…と早速リハを開始…。

あれこれ演っているところへ、「ハコ元(バンドをブッキングする人。ちなみに、この店の開店当初、「穴を開ける」という失態を演じている)」が店にやって来ました。

今も割とそうでしょうが、この業界は胡散臭い人が多く、この人もまさにそうでした。

飲むと自慢話や説教が始まるのですか゛、底が浅いと言うか、音楽に精通していないのがバレバレ(笑)…。

また、オーナーとの関係もやや微妙(笑)…。

で、この時代(今は知りませんが)の「業界関係者」は、私の会った人達の多くがベースやドラムでした。

まあ別にいいんですが、私の知る限り、ドラム出身でこういった仕事をしている人は、弦楽器出身者と違って結構「えっ?」と思う事を平気で言います。

以前書いた「知り合いのバンドのトラ(代役)に行ったら、キーがF#mとかEフラットとか、そんなのばっかりで参った」時も、そこのバンマスはドラマーでした(笑)。

…あ、説明ついでに脱線しました(笑)。

そのハコ元(以下、仮にカアさんとします)は、笑みを浮かべる事もなく、ステージ横のカウンター席に座ると、バイトの店員からビールを受け取ると、それをチビチビ飲みながら、黙って演奏を聞いています。

そして、曲が終わるとおもむろに言いました。

「おい!!!コーラスは3度だろ?!」

…浅はかな…(苦笑…。)…おそらく「3度」の意味も分かってない(笑)。

鋭い方はお気づきでしょうか(笑)?

この前、「ビートルズのコーラスは複雑だ」と書きましたが、それはこのエピソードにつながる訳です(笑)。

…「また始まったよ…」

私は黙って苦笑い。

そして潤滑剤でもあるベースが

「いやっ、それだけじゃないですね!もっと色々…!」

と言うと、

「あ〜…、何か今のコーラス、合ってねぇな…」

と、今度は音感をアピール(笑)。

…やれやれ…。まあ、こういった人の戯言を「右から左」に流す事が、ストレスをためない為には必要不可欠(笑)!

たまに殴り倒したくはなりましたが(笑)。

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2009年01月21日

バンドはつらいよ〜Vocal交代!初舞台は…?

当時の手帳を見たら…。

4月10日に17:00〜20:00、一回練習スタジオで合わせただけで14日に初舞台踏ませてる(苦笑)....。

この辺は、ある意味プロっぽい(笑)。

新Vocalは、さぞかし緊張したでしょうね...。

正直言って、この彼の初舞台、あんまり記憶に無いんですよね〜。

とにかく、何とかバンドとしての「格」というか、「勢い」みたいなものを、何が何でも落としたくなくて、必死でしたからね。

実際、Vocalだけを取ってみれば、明らかに歌唱力が劣る事は明らかだったのですが、その代わり、「溌剌さ」が戻ってきた事を、オーナーは喜んでいましたね。

前にも書きましたが、当時のこの世界に、我々世代のバンドは少なく(それを狙ったのですが(笑))、「まとまっている」バンドなら、その道20年の人達がいくらでもいた訳ですが、「歌、演奏けっこう良く、おまけに若くて、結構ルックスも良い(自分で言うなよ)」というのが、ウチのバンドの評価だったようです。

しかし、やる気を失ったVocalがステージでその気持ちを露にし、初めはオーナーの一番のお気に入りだったウチのバンドも、だんだん険悪な雰囲気になって来ていたのです。

しかし、「また溌剌としだした」事を、オーナーは随分喜んだようで、自分のリッケンをVocalに貸してあげた...と手帳に書いてあります。

まあでも、リッケンって慣れないと弾きにくいけど(笑)...。

ともあれ、無事に初日は終わり、オーナーも上機嫌でした。まあ、新Vocalはハンパじゃない疲れ方したでしょうけど(笑)。

そして...。

アマチュアのライブじゃないですから、ここでまた来月、みっちり練習してから!じゃないんですよね(笑)。

次のギグはいつか?って...

翌日ですよ!

新Vocal、疲れてホッとしてる場合じゃないんです(笑)!あ、それから、その次の日も入ってますから(笑)!

そう、1ヶ月に10日、その店の仕事ありましたからね(笑)、まさに息つく暇もなかったでしょうね(笑)!大変だったろうなぁ〜、大学生に、これはキツいわ(笑)!

20年近くたって、今初めて同情しましたよ(笑)!

とにかく、ステージ、またステージを降りても、テンション無理やりテンション上げていたことを思い出しますね(笑)。

しかし、3日目、お客さん「ゼロ」。

重〜い空気が、店内を包んでいました(苦笑)。これも、ちょっと大学生には酷だったかな〜(笑)。


posted by コホーテク at 21:20| Comment(0) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

バンドはつらいよ〜「もう来なくていいよ」と告げる辛さ…

「辞めたい」と言ってるメンバーに、「もう来なくていいよ」と告げるだけでも、あれだけ嫌なのに、「クビ」なんて微塵も思ってないメンバーに「クビだよ」なんて、私にはちょっと出来ない…と思います(苦笑)…。

…「はぁ〜…(ため息)」…

ギャラは完全に四等分しているのに、こういう時には「バンマスだから」という事になってしまう…。

あ〜…、あんなに心閉ざしてるヤツに電話しなけりゃならないのか…。

…まあ、今思えば、九州から東京に出て来て、「音楽で成功したい!」と思っているのに、何だか訳の分からないうちに、訳の分からないヤツ(私)に乗せられて、2年も経ってしまった…でも、これでいいんだろうか?と疑問に思って当然ですが…。

元々誰もいなかったこのバンドに、最初に入ったのはボーカルの彼ですから、二人しかいなかった頃、二人だけで代々木公園で練習した事なんかが、走馬灯のように……

いや、全然!(苦笑…。)

もちろん今では懐かしく思い出しますし、バンドに関わった人達全てに感謝していますが、この時には、「あ〜、電話したくねぇ〜…」しか思いませんでした。

やっとの事で受話器を手にとって、短縮ダイヤルのボタンを押しました。

何回か呼び出して、「…もしもし…」と、悩んでます…ぽい声が(苦笑)。

「うゎ〜…、在宅かぁ…」

…「出来れば留守電で…」という淡い期待は打ち砕かれました(苦笑)。

「…あ、xxxx?」

とっさに私の口から出たのは、彼の「名字(みょうじ)」でした。

出会ってから2年、ごく初期を除いては、下の名前(ファーストネーム)でしか呼んだ事がないのに…。

「あ、コホーテクだけど、新しいボーカル見つかったから、もう来なくていいよ。それから、ギャラ振り込むから、口座番号をオレの留守電に入れといて。」と、私は早口で言いました。

出先でもないのに留守電に…というのは、とにかくこの雰囲気での会話を終わらせたかったからでした。

「ハイ、分かりました。」と、事務的な返事が返って来ました。

「じゃあな…」「ハイ。」

お互いお疲れさまとか、頑張れとか言う事もなく、会話は終わりました。

今思えば2年も一緒にやって…と思いますが、当時はそんな感傷に浸っている余裕なんかありませんでした。

ほどなくして、「xxxxです。口座番号は…」という留守電が入りました。

結局、銀行名も支店名も言わず、本当に口座番号だけだったので、現金書留で送ったのですが…(苦笑)。

さて、「ケミストリー」なんて言葉は軽々しく使うものではないと、昔から思っていますし、アマチュアのド下手なバンドが使ってたりすると、ひっぱたいてやりたくなりますか゛、実際には、「どんな下手なバンドでも、ケミストリー(化学反応)とは言わないまでも、「組み合わせの妙」は、ある!」と思います。

大概、それはオリジナルメンバーによるものだったりするものなんですが…、なぜか…。

結局、縁が深かったって事でしょうかね…?

とうとう、オリジナルメンバーが欠ける事になり、「ボーカル交代」という、バンド存続も危ぶまれる事態の中、出演日が来てしまいました。

posted by コホーテク at 20:32| Comment(2) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

バンドはつらいよ〜あ…電話しなきゃならないのか…

さて、新ボーカルの話は、笑い話から入ってしまったので何ですが、今更ながら続きを書きます。

…最近…、いや、ここ一年くらい前から、ウチのブログへお越しいただいてる皆さん、本来ここは、私が若い頃にどんな事をしていたか(どんなろくでなしだったか(笑))を、自分の子供が大きくなった時に分かってもらうために存在していたもので、ついでに自分のギターとの出会いを書く…って感じで始めたもので、何だか良く分からないうちに3年半も続いているんです(笑)。

したがって、「いきなり何を書いてんだ?」という感想はごもっともですが(笑)、そういう事情ですので、1992年の春頃の話を書きたいと思います。

バックナンバーは右側の「バンドはつらいよ」でご覧ください。

もう15年も20年も前の話だと、既に他人事ですから、私もたまに読み返しますが、結構面白いですよ(笑)。

さて、「ま〜いいか…」って感じだったのですが、スタジオで試した大学生ボーカルをとりあえず起用する事になりました。

何よりも、既に20曲以上ビートルズナンバーを歌えるというのは大きく、要は「即戦力」というヤツです。

コピーしたことがある人ならお分かりでしょうが、意外とビートルズのボーカルラインは複雑で、「今まで一人で弾き語りで…ならビートルズを歌った事がある」なんて人は、大概即戦力にはなりません。

主旋律に聞こえる部分をつないで歌うからです。

実際は、もっと絡み合ってる構成で、私もベーシストがマニアだったから、正確なコーラスパートを教えてもらいましたが、もし彼がいなかったら…かなり適当なハーモニーを…(笑)。

あ、脱線しました(笑)。

…さて、ボーカルチェンジ!…は決定として、まずしなければならない事が…。

そうです。「新しいボーカル見つかったから、もういいよ」と、現在のボーカルに連絡しないと(苦笑)…。

辞めるのは本人の希望とは言え、非常に気が重い…。

あ〜電話したくねぇ〜〜〜!

つづく。…って、何も進んでないけど(笑)!

大丈夫(何が?)!今回は、もうほとんど続きを書いてあります!仕事中に(笑)…。

posted by コホーテク at 22:48| Comment(0) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

バンドはつらいよ〜「絶対音感」??

何年か前に、こういった題名の本が出て、この言葉が一気に認知されたんでしたっけ?

この「能力」について、Wikipediaを読むと面白いですが↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E9%9F%B3%E6%84%9F

簡単に言えば、何かの音を聴いたら、それが「ラ」だとか、「ド」だとか分かる事ですね。まあ、確かに便利には便利ですが…。

格別音感の良い訳ではない…と言うか、どっちかって言えば悪い方の私が言うのも何ですが、音楽に関わりのない人ほど、この能力(?)を有難がりますね(笑)…。

いや、別にそんなに役に立つかよ?

って思わなくもないですが、まあ、「幼い頃から訓練すれば…」とか言う親がいたりするから驚きます。何させたい訳?

そんなもん、相対音感が良ければいいだろが!?

と思いますが、まあ、何でもない音聞いて、「これは「ファ」だね」と言えば、そりゃあある意味一目置かれるでしょうが…。

さて、そんな話の是非は人それぞれですから、私がどうこういう話ではありません。これは話の「振り」です(笑)。

あまりにも長い間書いていないので、記憶が薄れそうで怖い、私のバンド時代の四方山話(笑)、「バンドはつらいよ」ですが、新Vocalを迎えたところまで書いた…ような気がします(笑)。

…で、読み返してみたら、話上、実際のステージにはまだ立ってないじゃん(笑)!

まあ、いいや…、ちょっとした笑い話だし(笑)。

大学生の新Vocalを迎えて、何とか急場をしのごうとする私たち…。正直、実力的には前任者に劣るものの、とりあえず「使用不可」ではない…ので、仕事続行!

そんなある晩の話。

Beatlesレパの中では、そりゃあもうスタンダードな曲、「Please Mr.Postman」演奏時、確か「コーラスの高音部がキツい」という理由で、KeyをAからGに下げていた私たち。

もちろん、いきなり「Wait!」で曲はいきなり始まるので、最初にベースがボ〜ンと鳴らして、音を取るわけですが…。

何と新Vocal、とんでもなく外した音で、「Oh yes, wait a minute Mister Postman!」と歌いだしたのです(笑)!

あっけにとられる客、そして私たち(笑)…。

「なぜ?」

私も疑問しか湧きませんでした(苦笑)…何で?この音程何???

数秒後、ベースが、

「あ、お前、(Keyが)Aで覚えてんのか!?」

と言いました。

そして、この際開き直って…と、ステージ上で(笑)…

「(Key)Gだからな…!最初の音は、Oh Yes…!こうだよ!」とベースが実際に歌って聞かせました(笑)。

「…Oh yes!…Oh yes!…分かりました…」と新Vocal。

さあ、仕切り直しです。

「Wait!」

「Oh yes, wait a minute Mister Postman!」

ガクッ!!!!同じじゃん(笑)!!!

まるでコントのように(笑)、さっきと全く同じ!関西だったら、バンドも客も吉本新喜劇みたいな反応したでしょう(笑)!

結局、最初のパートはベースが歌い、何とか曲は演奏出来ましたが、バンド、客ともに失笑…。

それにしても、「最初の「ボ〜ン」で、音取れないのかよ!?」という疑問と共に、「Key=Aならピッタリって、ある意味、絶対音感?」と、妙に感心した記憶があります。

音感良いのか悪いのか(笑)…?

posted by コホーテク at 22:49| Comment(5) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月15日

バンドはつらいよ。〜あ、忘れてた!これ、遺書代わりだったんだ(笑)!

「あの時、こうしていたら・・・」とか、「もっと粘っておけば・・・」とか、人生に後悔は付き物ですが、それは、当時の切迫した状況が、リアルに思い出せないからかもしれません。

リッチー御大が、イアン・ギランと再び手を組もうとしたものの、一緒に飲んでいたら、酒癖の悪いギランに対する嫌悪感を思い出した・・・という話がありますし、人間、記憶なんて曖昧なものです。

記憶が曖昧という事は、ある意味得な話で、やたらと妙な部分だけ記憶力の良い私は、そんな嫌な気持ちもリアルに覚えていたりするので、たまに、すご〜く嫌な気持ちになります(苦笑)。

まあ、すぐにどっか行っちゃうんですが(笑)。

でも最近、「もっと頑張れたんじゃないか?」と、思ったりする事もあるので、何だか記憶力、落ちてきた?とも思っていますが(笑)。

・・・という事で、まあ、「バンドはつらいよ」が、ちっとも進まない言い訳なんですが、まあ、楽しみにしている人は少ないでしょうが、そもそも自分の子供に遺書代わり(死ぬ予定はないですが(笑))に書こうと思って書き始めたもの(笑)。

ここで死んだら未完もいいところだし、逆に九州のホステス云々あたりは子供向けには削除対象のような気も(笑)・・・。

さて、・・・実はですね・・・、先月だったか、子供の幼稚園のクラスメートのお父さんが亡くなられて、まあ、年齢的には50を越えていたそうですが、まだ子供が幼稚園なのに、死ぬのは無念だったろうなぁ・・・と、思いまして。

ついでに言うなら、私の母も私が小学校一年生の時に病気で亡くなっていますし、人間、いつ死ぬかは選べない(笑)・・・いや、(笑)はないか(苦笑)!

何とか完結させないとなぁ!とは思っているのですが、何しろ良い思い出が少ないので(笑)、なかなか筆が進まなかったりします。「ピックアップの抵抗値が・・・」とか書いている分には、そりゃあ気が楽ですからね(笑)!

あ、ちなみに、P.J.marxの「112」も、「110」とほぼ同じ、「5.96kΩ」でした(笑)。あ、やっぱり楽だ(笑)!
posted by コホーテク at 23:46| Comment(2) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月26日

まさか自分がこんな事を〜全く、先のことは分かりません(笑)!

「まさか自分がこんな事やるとは思わなかった・・・」

こう思った経験、みなさんありますよね?

私なんかは、「40を過ぎた自分」なんて全くイメージ出来なかったので、今の自分に対して、そうは思いませんが(笑)・・・。

あるいは、妙な例えですが、「魔がさして」犯罪を犯したり、事故を起こして刑務所へ・・・なんて人は、そう思ったりするでしょう。

さて、当然の事ながら、そんな深刻な話を私がする訳はなく、コメント欄で金堂さんが、

「ハコバン」の総評をしてまいりました・・・。営業中の映像を密かにDVDに記録しておき、その「ハコバン」の良し悪しを若造たちに聞く・・・ミタイナ会がございまして(笑)。ぼろくそに言ってきました(笑)。」

と書いているのですが、そこで思い出したのが、冒頭の言葉です。

私が初めて「ハコバン」を見たのは、20歳くらいの時だと思います。

大学のクラスメートが、六本木(ギロッポン(笑))でもらったという割引券(要は、道でやたらと配っているヤツ)を私にくれたので、友人とその兄貴と連れ立って出掛けた、オールディーズ・ハウスでした。

結局、割引券なんて言っても、ミュージック・チャージやら何やらで、結構高く付いたのですが(苦笑)。

そこに出演していたのは、典型的なハコバン・・・いや、ハコバン自体を見た事ある人自体、そんなにいないと思いますんで、こんな説明はどうかと思いますが(笑)、「女性Vocalに、バックは全然Rockを感じないおじさん達・・・で、「ヒッパレ〜ヒッパレ〜(ヒットパレードの意)!」とやっている」感じ(笑)・・・。

いや、正直、「Rockだぜ!」と意気込んで・・・、いや、「いきがってる」くらいの私達にとっては、「何あれ?だっせぇ〜!」くらいのものでした。

まさか数年後、自分が同じ六本木(同じ店じゃないけど)で、女性Vocalのバックでギターを弾いているとは思いませんでした(苦笑)。

しかも、ほとんどぶっつけ本番で(笑)。
↑(詳しくは、「バンドはつらいよ」初期をご覧下さい(笑))

必死でギターを弾きながら、「まさか自分がこんな事をやるとは思わなかった・・・」と、妙な感慨があったのを覚えています。・・・と言うか、さっき、それを思い出したので、書いてみました(笑)。

全く、先のことは分かりません(笑)!
posted by コホーテク at 20:07| Comment(5) | バンドはつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする